「n8nを導入してみたけど、ゼロからノードを繋ぐのはハードルが高い…」
「もっと手っ取り早く、便利な自動化を実装したい」
そう考えているあなたへ。n8nの最大の武器は、世界中のユーザーが作成した「完成済みワークフロー(テンプレート)」を無料でコピー&ペーストできることです。
わざわざ自分で複雑なロジックを考える必要はありません。先人の知恵を借りれば、本来数時間かかる開発作業が、わずか数分で完了します。
この記事では、n8n初心者でも即戦力として使える「神テンプレート」5選と、それを自分の環境に取り込むためのインポート手順を徹底解説します。
【結論】公式ライブラリこそが最強の「攻略本」
n8nには、公式が運営する巨大なテンプレートライブラリ(n8n.io/workflows)が存在します。ここには1,000種類以上の「自動化の正解」が掲載されており、すべて無料で利用可能です。
「やりたいこと」で検索し、JSONコードをコピーするだけ。これを使わない手はありません。
【図解】3秒で終わる!テンプレートのインポート手順
テンプレートを使う方法は主に2つありますが、最も汎用的で簡単な「コピー&ペースト(JSONインポート)」の方法を紹介します。
Step 1: テンプレートのJSONコードを取得する
n8n公式サイトのテンプレートページに行き、画面上の「Copy workflow」(または「Download JSON」)ボタンをクリックします。
すると、クリップボードに大量のテキストコードがコピーされます。
Step 2: 自分のn8nエディタに貼り付ける
自分のn8nのワークフロー編集画面(Canvas)を開き、何もないところをクリックしてから、キーボードで貼り付け(Windows: Ctrl + V / Mac: Cmd + V)を行います。
これだけで、画面上にズラッとノードが現れ、完成されたワークフローが再現されます。
※画面左側のメニューにある「Templates」から検索して追加する方法もありますが、Web上のコードをコピペする方が、最新のコミュニティ作を見つけやすいのでおすすめです。
【厳選】今すぐ使える「神」テンプレート5選
数ある中から、特に汎用性が高く、効果を実感しやすいものを厳選しました。
1. AI秘書:Web記事を要約してSlackへ
[Web Scraping & AI Summarization]
指定したURL(ニュースサイトやブログ)の内容を自動で読み取り、OpenAI(ChatGPT)で3行に要約して、SlackやTeamsに通知するテンプレートです。
- メリット: 毎朝の情報収集時間をゼロにできます。
- 必要なもの: OpenAI APIキー
2. 問い合わせ対応:Googleフォーム → Slack & Sheets
[Form to Slack & Sheets]
Googleフォーム(またはTypeform)に回答があった瞬間、その内容をGoogleスプレッドシートに記録しつつ、担当者のSlackチャンネルにメンション付きで通知します。
- メリット: 見逃しを防ぎ、即レス対応が可能になります。
- カスタマイズ: 条件分岐(Ifノード)を足して、「クレーム」という単語が含まれていたら緊急チャンネルに通知する、といった応用も簡単です。
3. SNS自動化:RSSフィード → X / Bluesky / LinkedIn
[RSS to Social Media]
自社ブログや気になるメディアのRSSフィードを監視し、更新があったら自動でSNSに投稿します。サムネイル画像の取得や、ハッシュタグの自動付与も可能です。
- メリット: ソーシャルメディア運用の「投稿の手間」を完全になくせます。
4. メール整理:Gmailの内容をAIが解析 → Notion/Trello
[Gmail to Task Manager with AI]
届いたメールをAIが読み、「請求書」「問い合わせ」「営業メール」などに自動分類。重要なタスクであれば、NotionのデータベースやTrelloのカードとして自動登録します。
- メリット: インボックスゼロ(未読無視ゼロ)を実現できます。
5. サーバー監視:Webサイトが落ちたら即通知
[Uptime Monitor]
5分おきに自社のWebサイトにアクセスし、応答がない(ステータスコードが200以外)場合にのみ、緊急アラートを飛ばします。
- メリット: 有料の監視ツールを使わずに、自前で24時間365日の監視体制を作れます。
テンプレートを使う際の「注意点」
テンプレートを貼り付けた直後は、多くのノードに赤いビックリマーク(!)が表示されているはずです。
これは「認証情報(Credentials)が設定されていません」という合図です。
テンプレートはあくまで「枠組み」です。中身の「鍵(APIキー)」や「接続先(スプレッドシートのIDなど)」は、自分の環境に合わせて設定し直す必要があります。
- 赤いノードをダブルクリックする。
- 「Credential」の項目で、自分のアカウント情報を選択(または新規作成)する。
- すべての赤マークが消えたら、「Execute Workflow」でテストする。
この手順を忘れずに行ってください。
まとめ
n8nのテンプレート機能は、いわば「自動化のショートカット」です。
- まずは公式ライブラリを見る。
- 気に入ったものをコピペする。
- 赤いエラー(認証情報)だけ修正する。
これだけで、プログラミング知識ゼロでも高度な自動化システムを手に入れることができます。
まずは「1. AI秘書」のテンプレートから試して、その便利さを体感してみてください!


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