はじめに
「自信作を出品したのに、1週間経ってもViews(閲覧数)がゼロ…」
「『いいね』はつくけど、購入まで至らない…」
Etsyを始めたばかりの多くのセラーが、この「無風状態」に心を折られてしまいます。しかし、断言します。あなたの作品が悪いわけではありません。「見せ方」と「届け方」が間違っているだけです。
世界中の数百万の商品の中から、あなたの商品を見つけてもらうには、戦略が必要です。本記事では、売れない原因を「AIを使って客観的に診断」し、具体的な改善策を実行するためのステップを解説します。
【結論】「発見」→「クリック」→「購入」のどこで詰まっているか特定せよ
売れない原因は、以下の3つのフェーズのどこかに必ず潜んでいます。
- フェーズ1(SEO): そもそも検索結果に表示されていない。
- フェーズ2(写真): 表示されているが、スルーされている(クリック率が低い)。
- フェーズ3(価格・信頼): クリックされたが、高すぎるか怪しいと思われて離脱されている。
結論:自分の感覚ではなく、ChatGPTという「辛口コンサルタント」を使って、どこが悪いのかをデータで指摘してもらいましょう。
原因1:英語のキーワードが「独りよがり」になっている
日本のセラーが陥る最大の罠がこれです。自分では正しいと思っていても、ネイティブからすると「誰も使わない言葉」でタイトルを付けているケースです。
【AI活用】タイトル診断プロンプト
ChatGPTに、あなたの現在の商品タイトルを評価させてみましょう。
プロンプト例:
あなたはEtsyのトップセラー兼SEOコンサルタントです。
私の商品タイトル「Cute handmade bag for girls」を評価してください。
このタイトルは具体的ですか?検索ボリュームのあるキーワードが含まれていますか?
もし改善が必要なら、アメリカの購入者が検索しそうな「ロングテールキーワード」を含んだ、SEOに強い代替案を3つ提案してください。
AIの指摘例:
「”Cute”や”bag”は範囲が広すぎて、競合に埋もれています。”Kawaii Crossbody Purse”や”Pastel Goth Shoulder Bag”など、スタイルや用途を具体的にしましょう。」
原因2:写真に「生活感(ストーリー)」がない
Etsyの客層は、Amazonのように「安くて機能的なもの」を探しているのではなく、「生活を彩る特別なもの」を探しています。商品がポツンと置かれただけの写真は、クリックされません。
【AI活用】GPT-4o (Vision) による写真レビュー
自分の商品写真を客観的に見るのは難しいものです。そこで、目を持ったAI(GPT-4o)に率直な感想を聞きましょう。
- ChatGPT Plusなどの画像アップロード機能を使います。
- メイン画像(サムネイル)をアップロードします。
- 以下のプロンプトを送ります。
プロンプト例:
この画像をEtsyの商品サムネイルとして使っています。
1. 購入者目線で、この画像の「魅力的な点」と「改善すべき点」を挙げてください。
2. クリック率を上げるために、どのような背景や小道具を追加すべきかアドバイスしてください。
3. 明るさや構図に問題はありますか?
「少し暗くて商品が見えにくいです」「横にサイズ感がわかるスマホなどを置くと良いでしょう」といった具体的なアドバイスが得られます。
原因3:市場の需要とズレている
「自分が作りたいもの」と「海外で売れるもの」は違います。例えば、日本では人気の「繊細すぎるアクセサリー」は、大ぶりなデザインを好む国では反応が薄いかもしれません。
【AI活用】トレンドリサーチ
作り始める前に、AIに市場調査を依頼します。
プロンプト例:
2026年のEtsyにおける「ハンドメイドジュエリー」のトレンドを教えてください。
特にアメリカ市場で人気のある素材、色、スタイル(例:ミニマリスト、ボヘミアンなど)は何ですか?
また、これから需要が伸びそうなニッチなジャンルがあれば提案してください。
【完全ガイド】売れないショップの救済ロードマップ
Step 1: ショップ分析(Statsを見る)
Etsyの管理画面で「Stats(統計)」を開きます。
- Viewsが少ない場合: 原因1(SEO)を改善。タイトルとタグをAIで総入れ替えする。
- ViewsはあるがVisitsが少ない場合: 原因2(写真)を改善。サムネイルを撮り直す。
Step 2: 競合の「良いところ」を盗む
売れているライバル店のURLをコピーし、AIに分析させます。
プロンプト:
このEtsyショップ([URL])が成功している理由を分析してください。
私のショップ([あなたのショップの概要])と比較して、真似すべき戦略はどこですか?
※ChatGPTのブラウジング機能(Browse with Bing)を使えば、URLの中身を読んで分析してくれます。
Step 3: 毎日1つずつ修正する
一気に全部変える必要はありません。AIのアドバイスに従って、今日は「タイトルの修正」、明日は「写真の差し替え」と、PDCAを回し続けましょう。Etsyのアルゴリズムは、アクティブに更新されているショップを優遇します。
まとめ
「売れない」は失敗ではなく、データ不足です。AIを使えば、これまで見えなかった「改善点」が明確に見えてきます。
Next Action: まずは一番アクセス数の少ない商品のタイトルをコピーし、ChatGPTに「もっと検索されるタイトルにして」と相談することから始めてみてください。


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