はじめに
「Midjourney v7が出たけど、プロンプトの書き方が変わったって本当?」
「日本語で指示しても、思った通りの絵が出ない…」
2026年、待望のMidjourney v7が登場しました。v6からの最大の進化点は、「圧倒的な自然言語理解力」と「写真と見分けがつかないリアルさ」です。
しかし、v7になっても「日本語でそのまま入力」するだけでは、AIのポテンシャルを100%引き出すことは難しいのが現状です。
本記事では、v7の特性を理解し、日本語で考えたイメージを正確に英語プロンプトに変換して、理想の画像を生成する実践テクニックを解説します。
【結論】v7は「単語の羅列」ではなく「文章」で指示せよ
これまでのバージョン(v5以前)では、cat, cute, blue eyes, 8k のように単語をカンマで区切るのが主流でした。しかし、v7では「自然な会話文」の方が、ニュアンスを正確に拾ってくれます。
結論:日本語で詳細な情景描写を書き、それをDeepLやChatGPTで「説明的な英語文章」に変換して入力するのが最強の攻略法です。
Midjourney v7のプロンプト構造
v7で高品質な画像を出すための黄金フォーマットは以下の通りです。
[主題の描写] + [環境・背景] + [スタイル・カメラワーク] + [パラメータ]
- 主題: 誰が、何をしているか(主語+動詞)。
- 環境: 時間帯、天候、照明。
- スタイル: 画風(写真風、アニメ風、油絵風)。
- パラメータ: アスペクト比やスタイライズ値。
【完全ガイド】日本語脳のままv7を使いこなす3ステップ
Step 1: ChatGPTに「プロンプト翻訳家」になってもらう
自分の頭の中にある日本語を、Midjourney v7が好む英語形式に変換するために、ChatGPT(GPT-4o)を使います。以下のプロンプトをChatGPTに入力して準備完了です。
▼ ChatGPT用 プロンプト生成命令文
あなたは画像生成AI「Midjourney v7」のプロンプトエンジニアです。
私が入力する「日本語の画像イメージ」をもとに、Midjourney v7に最適化された英語プロンプトを作成してください。
# 作成ルール
・単語の羅列ではなく、主語と述語のある「自然な英語の説明文」にすること。
・形容詞を多用し、質感、照明、雰囲気を具体的に描写すること。
・最後にアスペクト比などのパラメータは含めないでください(私が後で付けます)。
では、準備ができたら「準備完了。どんな画像を作りますか?」と答えてください。
Step 2: 日本語で具体的に指示する
ChatGPTに対して、作りたい画像を日本語で伝えます。
あなたの入力:
「雨上がりの東京の夜。ネオンが水たまりに反射している。サイバーパンクな雰囲気で、一人の女性が透明な傘を差して立っている。映画のようなワンシーン。」
ChatGPTの出力:
A cinematic shot of a woman standing under a transparent umbrella on a rainy night in Tokyo. The wet asphalt reflects the vibrant neon lights of the cyberpunk cityscape around her. The atmosphere is moody and atmospheric.
この英語をコピーします。
Step 3: Midjourneyに入力してパラメータを足す
MidjourneyのDiscord、またはWeb生成画面にペーストし、最後にサイズ指定などのパラメータを追加します。
最終的なプロンプト:
/imagine prompt: A cinematic shot of a woman standing under a transparent umbrella on a rainy night in Tokyo. The wet asphalt reflects the vibrant neon lights of the cyberpunk cityscape around her. The atmosphere is moody and atmospheric --ar 16:9 --v 6.0 --style raw
※v7がまだベータ版の場合は --v 7 を指定します(現在はv6系が安定版の場合もありますが、v7リリース後はv7を指定)。
【コピペOK】スタイル別・日本語解説付きプロンプト集
1. 超リアルな日本人女性のポートレート
「AIっぽいツルツル肌」を回避し、毛穴や産毛まで描写させるテクニックです。
プロンプト:
Extreme close-up portrait of a 20-year-old Japanese woman with natural makeup. Soft natural lighting, highly detailed skin texture, pores, imperfections, stray hairs. Shot on 35mm film, f/1.8 --ar 4:5 --style raw
日本語訳・ポイント:
20歳の日本人女性の超アップ。pores(毛穴)、imperfections(不完全さ)を入れることで、人間らしいリアリティが出ます。
2. フラットデザイン・ロゴ
Webサイトやアプリで使えるシンプルなイラストです。
プロンプト:
Minimalist vector logo design of a coffee cup, flat design, simple lines, orange and white color palette, white background --no shading detail
日本語訳・ポイント:
コーヒーカップのミニマリストなベクターロゴ。--no shading detail(陰影やディテールなし)を入れることで、複雑になりすぎるのを防ぎます。
v7でよくある失敗と対策
文字を入れたい場合
v6以降、文字生成能力が向上しています。画像内に文字を入れたい場合は、ダブルクォーテーションで囲みます。
例: ... a neon sign that says "OPEN" ...
書き込み量が多すぎる場合
v7はデフォルトでかなり書き込みが細かくなります。もっとシンプルにしたい場合は --stylize (または --s) の値を下げます(デフォルト100)。
逆に、もっと芸術的にしたい場合は上げます(最大1000)。
- シンプルに:
--s 50 - 芸術的に:
--s 750
まとめ
Midjourney v7を使いこなす鍵は、「日本語の語彙力」を「英語の記述力」に変換するプロセスにあります。
- 思考: 日本語で細部までイメージする。
- 変換: ChatGPTに翻訳・補正させる。
- 生成: パラメータを添えてMidjourneyに投げる。
このフローさえ確立すれば、英語が苦手でも世界最高峰の画像生成AIを自由に操ることができます。
Next Action: 記事内の「ChatGPT用プロンプト生成命令文」をコピーして、まずはChatGPTに「準備完了」と言わせてみてください。そこからあなたのクリエイティブが加速します。


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