【PC操作自動化】マウスもキーボードも触らない!AIエージェント「MultiOn」でブラウザを完全自動操縦する方法

PCの前でリラックスして座る男性と、MultiOnのロゴが表示され自動化された複数のブラウザ画面。「マウスもキーボードも不要! AIがブラウザを完全自動化」というテキストがオーバーレイされているアイキャッチ画像。 TITLE: MultiOnでPCブラウザ操作を完全自動化する方法 FILENAME: multion-ai-browser-automation.png 自律型AIエージェント

「このリストの企業名を1つずつ検索して、お問い合わせフォームからメールを送る…」
「毎朝、複数の管理画面にログインして、数字をExcelにコピペする…」

これら「単純だけど、クリックや画面遷移が必要で自動化しづらい作業」に絶望していませんか?
従来のRPAツールは設定が難しく、少しボタンの位置が変わるだけで動かなくなりました。

しかし、2025年のAIは違います。「画面を見て、自分で考えてクリックする」ことができるようになりました。
本記事では、ブラウザ操作特化型のAIエージェント「MultiOn(マルチオン)」を使い、あなたの代わりにAIがPC(ブラウザ)を操作して仕事を完遂させる方法を解説します。

【結論】「指示出し」だけで、AIが勝手にブラウザを動かす

今回紹介するツールは、Chrome拡張機能として動作するAIエージェントです。

何ができるかというと、あなたがチャット欄に「Amazonで一番安いUSB-Cケーブルを探してカートに入れておいて」と入力するだけで、以下のことが起こります。

  1. AIが勝手に新しいタブを開く。
  2. Amazonにアクセスし、検索窓に入力する。
  3. 検索結果を見て、価格順に並べ替える。
  4. 商品ページを開き、スペックを確認する。
  5. 「カートに入れる」ボタンをクリックして終了。

あなたは腕を組んで、画面の中でカーソルが勝手に動き回るのを眺めているだけ(あるいは寝ていてもOK)です。

従来のRPAと何が違う?(AI Agent vs RPA)

特徴 従来のRPA (UiPathなど) AIエージェント (MultiOn)
操作の基準 「座標(x,y)」や「HTMLタグ」を指定 「見た目」と「目的」で判断
ボタン位置の変更 エラーで止まる 「ボタンが右に移動したな」と判断してクリック
設定方法 複雑なフローチャート作成 自然言語(チャット)で頼むだけ

【完全ガイド】MultiOnでブラウザ自動化を始める手順

では、実際に導入してみましょう。無料枠(またはトライアル)で十分に試せます。

Step 1: 拡張機能のインストール

  1. MultiOn公式サイト にアクセスし、アカウントを作成します。
  2. Chrome Web Storeから拡張機能をブラウザに追加します。
  3. ブラウザの右上にMultiOnのアイコンが表示されたら準備完了です。

Step 2: プロンプトで命令する(基本編)

アイコンをクリック(またはショートカット Cmd/Ctrl + M)して、プロンプト入力欄を開きます。

例:飲食店の予約
食べログで、渋谷駅周辺にある評価3.5以上の焼肉屋を探して。今週金曜日の19時から2名で空いているお店を1つ予約して(確定前に確認して)。

AIはサイトにアクセスし、カレンダーを操作し、空席状況を確認します。最後に「ここで予約しますか?」と聞いてくるので、OKを出せば完了です。

Step 3: 複雑なワークフロー(応用編)

複数のサイトを横断する作業も可能です。

例:競合調査とスプレッドシート転記
「AI 自動化 ツール」でGoogle検索し、上位3つのツールの「料金プラン」を調べて。その結果を、私のGoogleスプレッドシート(URL: xxx...)のA列、B列に書き込んで。

AIは検索結果のページを順に開き、料金ページを探し出し、情報を記憶して、別のタブでスプレッドシートを開いて入力します。人間がやる手順と全く同じです。

【上級テクニック】n8n × MultiOn APIで「完全無人化」

ここからが本番です。n8nと組み合わせることで、「あなたがPCの前にいなくても」ブラウザ操作を実行できます。

MultiOnはAPIを提供しており、n8nから「この指示を実行しろ」と命令を送ることができます。

最強の自動化フロー例:

  1. Trigger (n8n): Gmailに「請求書発行依頼」というメールが届く。
  2. Action (ChatGPT): メール本文から「会社名」「金額」「品目」を抽出。
  3. Action (MultiOn API): クラウド上のブラウザで、自社の請求書発行システムにログインし、抽出したデータを入力して発行ボタンを押す。
  4. Action (Slack): 「発行完了しました」と通知。

これにより、APIがない古い社内システム(SaaSでない管理画面など)でも、API連携したかのように自動化できます。

注意点とリスク管理

1. 「Human in the Loop」を意識する

AIはたまに間違いを犯します。「予約確定」や「購入確定」や「メール送信」など、取り返しのつかないアクションの直前には、必ず「人間に確認を求める」設定にするか、下書き保存で止めるように指示してください。

2. ログイン情報の管理

AIにログインさせるためには、認証情報を持たせる必要があります。MultiOnはローカルブラウザのセッション(ログイン状態)を利用できるため安全ですが、API経由でクラウド実行する場合はセキュリティ設定に十分注意してください。

まとめ:PC操作は「指示する」ものになる

もはや「操作手順」をマクロで組む時代は終わりました。

  • 簡単な作業: MultiOn拡張機能にチャットで依頼。
  • 定型業務: n8n + MultiOn API で無人化。

「寝ている間にPCが勝手に仕事をしてくれている」
この感覚を一度味わえば、もう手作業には戻れません。まずは無料アカウントで、面倒なフォーム入力をAIに任せてみてください。

参考文献・リンク

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