【2025年版】n8nを月額800円〜で運用!VPSサーバー構築の最適解と「専用ボタン」の裏技

【2025年版】n8nを月額800円〜で運用!VPSサーバー構築の最適解と「専用ボタン」の裏技 AI開発フレームワーク・ツール

n8nのクラウド版(Cloud)は非常に便利ですが、「月額€20(約3,000円〜)は個人で使うにはちょっと高い…」と感じていませんか?

実は、VPS(仮想専用サーバー)を使って自分で運用すれば、月額800円〜1,000円程度までコストを圧縮できます。しかも、データの制限もほぼありません。

「でも、黒い画面(コマンド操作)は怖い」
そう思う方も安心してください。2025年現在、国内の主要VPSは「n8nインストールボタン(テンプレート)」を用意しており、スマホアプリを入れる感覚でサーバー構築が完了します。

本記事では、エンジニアの私が推奨する「失敗しないVPSの選び方」と、実際にサーバーを立ち上げてn8nを起動するまでの手順を、完全図解で解説します。

【結論】おすすめは「ConoHa」か「Xserver」の2強

結論から言うと、日本国内でn8nを運用するなら以下の2社が最適解です。理由はシンプルで、「n8nの自動構築テンプレート」が公式に提供されているからです。

VPSサービス 月額目安(2GBプラン) n8nテンプレート 特徴
ConoHa VPS 約1,000円〜 ◎ (あり) 【推奨】HTTPS化(SSL)まで全自動。構築が最も楽。
Xserver VPS 約1,150円〜 ◎ (あり) コスパとサーバー速度に定評あり。安定性重視ならこちら。
海外VPS (Hetzner等) 約800円〜 × (なし) 安いが英語対応&コマンド操作必須。上級者向け。

⚠️ スペック選びの重要ポイント:「メモリは2GB以上」

一番やりがちなミスが「一番安い1GBプラン」を選んでしまうことです。

  • 1GBプラン: n8nが頻繁に停止します。特にAI機能やブラウザ操作(スクレイピング)を使うと即メモリ不足になります。
  • 2GBプラン: 個人利用ならここが最低ライン。
  • 4GBプラン: 業務利用や、重いAI処理を回すなら推奨。

結論:まずは「メモリ2GBプラン」で契約してください。

【実践】ConoHa VPSでn8nを構築する(所要時間:10分)

今回は、設定の手軽さで頭一つ抜けているConoHa VPSを例に解説します。CaddyというWebサーバーが自動設定され、面倒な「SSL証明書(https化)」まで勝手にやってくれるのが最強の理由です。

Step 1: サーバー申し込みと「アプリケーション」選択

  1. ConoHa VPSのアカウントを作成し、「サーバー追加」画面へ進みます。
  2. [イメージタイプ][アプリケーション] を選択します。
  3. アプリケーション一覧から [n8n] を探してクリックします(「他を見る」の中にある場合があります)。
  4. [プラン] は2GB以上を選択します。
  5. [rootパスワード] を設定し(忘れないように!)、申し込みを確定します。

Step 2: DNS設定(独自ドメインを使う場合)

サーバーが完成したら「IPアドレス(例: 133.xxx.xxx.xxx)」が付与されます。独自ドメイン(例: n8n.mysite.com)でアクセスしたい場合は、DNS設定でこのIPアドレスをAレコードに登録してください。

Note: ConoHaのn8nテンプレートは、初期状態ではIPアドレスまたは初期ホスト名でアクセスできますが、セキュリティと利便性のために独自ドメインの利用を強く推奨します。

Step 3: ブラウザでアクセスしてアカウント作成

サーバー構築完了から数分後、ブラウザのアドレスバーに http://[あなたのIPアドレス] または設定したドメインを入力します。

すると、見慣れたn8nの「Set up your owner account」画面が表示されます。

  • Email
  • First name / Last name
  • Password

これらを入力すれば、もうあなたの自分専用n8n環境の完成です。黒い画面を一度も触っていません!

【上級者編】Docker Composeでの手動構築(テンプレートなしの場合)

「もっと安く海外VPSを使いたい」あるいは「カスタマイズしたい」という方向けに、標準的な docker-compose.yml の構成を紹介します。

これを使えば、Ubuntuが入ったサーバーならどこでもn8nを起動できます。

最小構成の docker-compose.yml

以下のコードをサーバー上の適当なディレクトリ(例: /opt/n8n)に保存し、docker compose up -d するだけです。

“`yaml
version: ‘3.8’

services:
n8n:
image: n8n-io/n8n:latest
ports:
– “5678:5678”
environment:
– N8N_BASIC_AUTH_ACTIVE=true
– N8N_BASIC_AUTH_USER=admin
– N8N_BASIC_AUTH_PASSWORD=your_secure_password
– N8N_HOST=your-domain.com
– WEBHOOK_URL=
https://your-domain.com/
(https://your-domain.com/)
– GENERIC_TIMEZONE=Asia/Tokyo
– TZ=Asia/Tokyo
volumes:
– ./n8n_data:/home/node/.n8n
restart: always

注意点とトラブルシューティング

Q: n8nがよく落ちます(502 Bad Gateway)

A: 9割がメモリ不足です。

VPSのメモリが2GB以下の場合、「スワップ(Swap)」という設定を追加することで改善する場合があります。SSHでサーバーに入り、以下のコマンドでスワップ領域(仮想メモリ)を確認してください。

free -h

Swapが0Bになっている場合は、スワップファイルを作成することで安定性が劇的に向上します。

Q: アップデートはどうするの?

ConoHa/Xserver(テンプレート)の場合:
SSHでログインし、以下の手順でDockerイメージを更新します。

cd /opt/n8n  # インストール場所(構成により異なります)


docker compose pull docker compose up -d

※テンプレートによってディレクトリ場所が違うため、各社のマニュアル(Readme)を確認してください。ConoHaの場合は /root 直下に管理スクリプトがあることが多いです。

まとめ

n8nの自前運用(セルフホスト)は、以前ほど難しくありません。

  • 初心者: ConoHa VPS か Xserver VPS の「テンプレート」を使う(メモリ2GB以上推奨)。
  • 中級者: 海外VPS + Docker Compose でコストを極限まで下げる。

月額1,000円で、何千回でもワークフローを動かせる自由な環境を手に入れましょう。まずは無料期間やキャンペーンを活用して、VPS契約から始めてみてください。

参考文献・リンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました