はじめに
「毎日クリックするだけのポイ活、面倒くさすぎる…」
「寝ている間に勝手に広告を見てポイントを貯めてくれるプログラムはないの?」
ポイ活勢なら誰もが一度は夢見る「完全自動化」。かつてはプログラミングの知識が必須でしたが、2026年の現在、ChatGPTなどのAIを使えば、知識ゼロでもブラウザを操作するスクリプト(プログラム)を書くことが可能になっています。
しかし、これは強力な武器であると同時に、一歩間違えればアカウント停止(垢バン)を招く諸刃の剣です。
本記事では、AIを活用して「Webブラウザ操作を自動化するスクリプト」を作成する技術的な手順を解説します。あくまで「技術の学習」としてお読みください(※各サイトの規約違反を助長するものではありません)。
【結論】AI×Pythonで「自分専用ロボット」は作れる
自動化の正体は、プログラミング言語「Python(パイソン)」と、ブラウザ操作ライブラリ「Selenium(セレニウム)」の組み合わせです。
- 人間: マウスでクリックし、キーボードで入力する。
- Python + Selenium: プログラムが自動でブラウザを立ち上げ、指定された場所をクリックし、入力する。
結論:自分でコードを書けなくても、ChatGPTに「〇〇のサイトで××をクリックするPythonコードを書いて」と指示すれば、AIが代わりに設計図を書いてくれます。
自動化の仕組みと必要なもの
PCで自動化環境を作るには、以下の準備が必要です(すべて無料)。
- Python: プログラミング言語の本体。公式サイトからインストール。
- Visual Studio Code (VS Code): コードを書くためのエディタ。
- ChatGPT (またはClaude): コードを生成するAI。
【実践】ChatGPTに自動化スクリプトを書かせる3ステップ
Step 1: サイトの構造(HTML)を調べる
AIにコードを書かせるには、「画面のどこをクリックすればいいか」を伝える必要があります。
- 自動化したいポイ活サイトをGoogle Chromeで開きます。
- クリックしたいボタンの上で右クリックし、「検証」を選びます。
- 表示されたパネルの中で、該当する箇所のコード(青くなっている部分)を右クリックし、「Copy」→「Copy XPath」を選択します。
これが「ボタンの住所」になります。
Step 2: ChatGPTにプロンプトを投げる
コピーした情報を元に、AIに指示を出します。
▼ 自動化コード生成プロンプト
あなたはPythonエンジニアです。
「Selenium」を使って、Chromeブラウザを自動操作するスクリプトを書いてください。
# 動作フロー
1. Chromeを起動する。
2. URL「[自動化したいサイトのURL]」にアクセスする。
3. ページが読み込まれるまで5秒待機する。
4. 以下のXPathを持つ要素をクリックする。
XPath: [Step 1でコピーしたXPathを貼り付け]
5. クリック後、10秒待機してからブラウザを閉じる。
# 条件
・エラーが出ても止まらないようにtry-except文を入れて。
・Webドライバーの自動更新(webdriver_manager)を使って。
Step 3: コードを実行する
- ChatGPTが出力したコードをコピーします。
- VS Codeで新しいファイル(例:
auto_click.py)を作成し、貼り付けます。 - 実行ボタンを押すと、勝手にブラウザが立ち上がり、ポイ活サイトへ移動してクリックする様子が見られるはずです。
【超重要】自動化の3つのリスクと対策
技術的には可能でも、ポイ活サイト側は「Bot対策」を強化しています。安易な運用は危険です。
1. アカウント停止(垢バン)
ほとんどのポイントサイトは利用規約で「自動化ツールの使用」を禁止しています。
対策:
・クリックとクリックの間に、ランダムな待機時間(time.sleep(random.uniform(3, 10))など)を入れて、人間らしい挙動に見せる技術がありますが、完全ではありません。
2. 画像認証(CAPTCHA)
「私はロボットではありません」というパズルや、歪んだ文字入力は、基本的なスクリプトでは突破できません。
対策:
・ここを突破するには高度な画像認識AIが必要になり、コストが見合いません。CAPTCHAが出たら手動で対応するか、諦めるのが無難です。
3. ポイント没収
頑張って貯めた1万ポイントが、出金申請のタイミングで「不正な操作」として没収されるケースが多発しています。
まとめ
AIを使えば、ポイ活自動化スクリプトは誰でも作れます。しかし、それは運営との「いたちごっこ」への参加を意味します。
- 技術: Python × Selenium × ChatGPT。
- 手順: XPathを調べてAIにコードを書かせる。
- リスク: 垢バン覚悟で行うか、プログラミング学習の一環として留める。
Next Action: いきなり本番のアカウントで試すのではなく、まずはログイン不要のニュースサイトなどで「記事タイトルを自動でクリックする」練習から始めて、Pythonの便利さを体験してみてください。


コメント